チベット体操

チベット体操

2週間前からまた始めました。このチベット体操という若返りの体操をおよそ10年前から断続的にやっていました。美輪明宏さんをはじめ、越智静香さんや研ナオコさんなど、近年は芸能人でやっている方もけっこういるのでご存じの方も多いと思います。基本は5つの儀式と言われる体操で、健康な人なら簡単すぎるくらい簡単な動きです。5つの儀式は最初3回ずつから始めて、一週間に2回ずつ増やしていき、最終的には21回ずつできるようにします。3回ずつの時は全部やっても5分くらいで終わります。

私がこのところサボっていたチベット体操をまた始める気になったのは、1ヶ月前、急に左肩が四十肩のように痛くなったからです。湿布や姿勢の矯正などを試してみましたが大して良くならず、ダメ元でチベット体操をやってみることにしました。再開した時は左肩が痛すぎて3、4、5番はまともに出来なかったのですが、翌日は少しマシになり、3日後には少し痛みはあるものの5回ずつ出来るようになりました。今は朝晩5回ずつやっています。左肩の状態はほぼ痛みなしになりました。

5つのチベット体操―若さの泉 決定版」というのがチベット体操の原書を翻訳した本です。他にもチベット体操関連の本はたくさん出ていますが、他の本には良かれ悪しかれチベット体操以外の情報が多く掲載されています。関連本を色々買って読んでみましたが、チベット体操をするためだけなら、この一冊だけで十分だと思います。それに、この本にはチベット体操以外にも若返りの為の方法がいくつか書かれています。また、チベット体操は基本5つの儀式(儀式とはヨガの様な動作のこと)ですが、第六と第七の儀式もあり、それは毎回やるものではないので最初の五つとは別に書かれています。例えば、第六の儀式は五つの儀式がよく出来るようになって若返り、性エネルギーが増した場合にだけ行うなどです。

私がチベット体操をするときに気をつけていることは、正しく呼吸をする、無理をしない、です。第一の儀式の時に目が回る人がけっこう多いらしいのですが、本にも書いてあるように目が回りそうならやめます。とはいえ、私の場合は第一の儀式はすでに21回やっていて、止まったら目を閉じて胸の前で合掌し、チャクラの回転を感じながら静かに呼吸します。第一の儀式はチャクラの回転を早くするそうなので、私の場合は自分の体を軸にしてチャクラが高速で回っている独楽のように感じることで、めまいが無くなります。

ヨガをやっている人にとっては似たような動きのポーズがあるので簡単だと思います。しかし、普段あまり動かない人が初めてやってみると、簡単そうなのに意外と辛いと思うかもしれません。でもそれも毎日少しずつやってみるとどんどん出来るようになってきます。畳2畳分の場所があればできます。本にも書いてありましたが、若返りに興味がある50歳以上の方におすすめです。

チベット体操の効果が色々言われていますが、私は少し目立ってきた白髪とシワが減るのを楽しみに毎日続けていこうと思います。30代の時にチベット体操をやっていても若返り効果はあまり感じられませんでした。なんせ自分がまだ若くて健康でしたから。でも50歳目前の今なら、きっと若返り効果が実感できると期待しています。ブラッドフォード大佐の様に見た目年齢-30歳とは言いませんが、スッピンで見た目年齢30歳を目標にしたいです。