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山本のりこ(ソプラノ) Noriko Yamamoto

山本のりこ現在、ドイツ・ザールラント州立劇場所属。

上野学園大学短期大学部音楽科を経て、武蔵野音楽大学、大学院に学び、日本オペラ振興会オペラ歌手養成所でオペラの研鑽を積んだ。1997年からドイツに渡り、ミュンヘン音楽大学で声楽をガブリエーレ・フックス教授、ドイツ歌曲表現法をヘルムート・ドイチュ教授、宗教曲をハンス=マルティン・シュナイト教授の元で学ぶ。読売新人演奏会出演、欧日協会ドイツ歌曲コンクール入選。

主なオペラ出演作品は、仙道作三作曲『智恵子抄』で智恵子、 モーツァルト作曲『劇場支配人』マダムヘルツ、 オッフェンバック作曲『ホフマン物語』オランピア、 リヒャルト・シュトラウス作曲『無口な女』イゾッタ、 フンパーディンク『ヘンゼルとグレーテル』眠りの精と露の精、 モーツァルト作曲『魔笛』のパミーナなど。

コンサート歌手としては主に宗教曲のソロをミュンヘン・バッハ合唱団との数回の共演(ガスタイク・フィルハーモニー、レジデンツ・ヘルクレスザール)で歌っている。これらの模様はラジオでも放送された。またドイツの教会コンサートなどで歌っている。ここ数年東京のホールで、年に1度のペースで歌曲とオペラアリアを織り交ぜたリサイタルを行っている。

声楽を本澤尚道、河村昭世、ヒルデガルド・ウアマハー、ヴィルマ・リップ、ガブリエーレ・フックス、アーダ・ツァッペリの各氏に師事。藤原歌劇団準団員。2003年より、ドイツ・ザールラント州立劇場所属。